11月19日「理事長からのメッセージ」
今日は、北海道の中村さんに電話しました。このところ新型コロナウイルス感染症で北海道は大きな広がりを見せているからです。中村さんはさぞかし難しい判断を多くの事柄でなされているだろうと思ったからです。
実は、11月6日付けで、中村さんから、以下のようなファックスをいただいていました。それは、「第26回「赤い羽根」ティーボール北の甲子園大会」について、順延のお知らせでした。内容は、例年12月に大会を開催しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、来年2月23日に順延して開催することになりました。というもの。(中略)なお、翌年(2021年)1月中旬において、新型コロナウイルス感染の状況を見据えて、開催の最終判断をしたいと考えています。とありました。
中村さん、ご苦労されているというのが、こちらに強く響いてきました。大丈夫かなとこのところ、とても心配していました。そこでこのコロナの広がりです。電話したくなりました。中村さんと久し振りで長電話をしました。
皆さん、そもそも上記の大会がどのようなものかご存知ですか、ここで簡単に説明しましょう。この大会は平成7年10月に最初の大会が開催されました。その大会は知的障がいのある方に絞り8施設、約450人をお集めになり始められたものなのです。物凄いことです。それから26年間休むことなく続けておられます。その努力には圧倒されます。私も、その大会には数回参加させていただきました。見事な大会です。昨年は、第25回の記念大会でした。参加チーム数は、79チーム。その内特別支援学校のチームが8。知的障がい者施設チームが24。小学生選抜・健常者チームが47。というもの。その大会を札幌ドームにて一日で消化されるのです。まさに神業です。中村さんは10数年前、日本ティーボールセミナーでもその大会の魅力、苦労話等の報告をしてくださったことがあります。立派な発表でした。
この大会を、継続して開催しようと思って懸命に努力されているのが電話から伝わってくるのです。頭が下がる思いでした。このコロナ禍においても大会を待ち望んでいる子供たち、選手たちがどれほど多いか。手に取るようにわかります。開催したい、でも心配、この繰り返しです。中村さん決してご無理なさらずにお願いいたします。多くの近くのブレインの方々とよくよく相談されて懸命なご判断をお願いいたします。来年1月の初めに結論をお出しになるようですね。それまでに、コロナが落ち着くように心から願っています。中村さん、お体を大切に。