11月23日「理事長からのメッセージ」パート2

 昨日、お約束した件。昨日が日本ティーボール協会創立記念日でした。1993年11月22日、早稲田大学国際会議場。会長に元総理大臣海部俊樹先生、筆頭副会長に私、副会長に稲尾和久氏、専務理事に末次義久氏と丸山克俊氏、常務理事に谷澤健一氏と佐藤文宏氏と安達正夫医師、顧問に東京医大学長の伊藤久雄先生、WHO、健康増進スポーツ医学協力センター長の岩根久夫先生、野球連盟から山本英一郎副会長の代理篠原一豊事務局長、大浦辰夫ソフトボール協会会長ら錚々たる人が集まり、これから「日本式ティーボール」をこの日本にアジアに普及していくのだとアドバルーンを上げた日でした。
 それから27年、48歳だった私も今は74歳、日本式ティーボールを創作して小学校の3・4・5・6年生の体育の授業に導入して、それが必修授業となり今日を迎えています。どれほど多くの先輩、恩師、仲間、同志に恵まれ、このような奇跡と思われることをやり遂げられているのか、多くの方々に感謝するばかりです。

 27年前を、少し思い出してみましょう。
 私は、11月4日、早稲田大学総長の小山宙丸先生と一緒に海部俊樹元総理の事務所に行きました。「会長にお願いします」と私。海部先生は「早稲田の総長先生からのお願いだと断れないなあ。それに私が早稲田の学生の時、吉村正先生には随分ご指導を受けたからね。」という返事です。この吉村正というのは元早稲田大学政経学部学部長の先生の事。私と同姓同名であったのです。「君はあの先生の親戚ですか。」とまず初めに質問されました。「いいえ、関係ありません」と答えましたが、これでいっぺんに名前を憶えていただきその後は、事あるごとに可愛がっていただきました。今もです。出会いの大切さ、超ラッキーでした。
 日本野球連盟の会長代行の山本英一郎氏には特別顧問をお引き受け頂きました。この協会を創設する前に数回お会いして、アドバイスをいただいていました。11月17日特別顧問のお願いに事務所に伺った時に、会長は海部俊樹先生にお願いしました。と報告すると「良かったね。君の先輩でもあるしね。」という暖かいお言葉もいただきました。
 そうそう、全軟連の五味博一会長には、設立当時この協会の副会長にご就任いただきました。記者発表会にはお越し頂けませんでしたが、協会をスタートした後も、代々木の事務所で会議などもさせていただきました。全日本軟式野球連盟の方々には感謝、感謝でした。
 こんな昔話をするときりがありません。」私もこれから何年このような活動ができるか分かりません。まだ、頭がボケないうちに様々な記憶をこの「理事長からのメッセージ」をとおしてお伝えできればと思っています。

 この設立当時の話の続きは、来年の11月22日にできればいいですね。それでは、皆様その時までご機嫌用。