12月5日「理事長からのメッセージ」(パート2)

続きです。 

 さて、皆さん「ティーボール・ティーチャー指導教本」の22ページをご覧ください。そこには、1-7ティーボールとバリアフリーというタイトルで「だれでもできるティーボール」その次に「イチロー選手が高校球児に打撃指導?(プロ・アマの人的交流の実現)という小見出しで以下の内容の文章を書いています。ご一読ください。



 いかがでしたか。これは1997年9月号の「ベースボール・クリニック」で書いたものです。野球のバリアは高いけれどもティーボールなら垣根は全くありません。といいたかったのです。もう23年前になるのですか。大学教授の研究の大事な一つは「概念崩し」です。ご理解ください。この記事を書いてから、この間多くの日本の野球関係者がご努力なされて、イチローさんが高校生に野球を教えられるようになったのですね。本当に良かったです。

 今後は、わが母校平安高校や横田さんの高岡商業だけでなく、多くの野球少年にこのような往年の名選手にきちんと野球の面白さ、難しさ、怖さ、楽しさ等を自然の形で教えてもらえる社会になるといいですね。