12月12日「理事長からのメッセージ」

〔東京は都内も多摩もコロナの感染者が増えています。皆様それぞれの地域で十分注意をなさってください〕

 さて、昨日、広島の小学校の女性の先生から次のような電話が協会にかかってきました。

 「今、体育の授業でティーボールを終えました。そこで、ルールについて教えてもらいたいのですが。」というもの。小学校の先生からそしてティーボールの授業とくれば何をおいても丁寧に答えねば、と私。質問内容は、「最終回、ランナー2塁1塁で最終バッターが外野にフライ、2塁ランナーがホームまで帰りました・・・・・。」というもの。私は「最終バッターが外野フライを打ち、その打球を外野手が捕ったらその時点でゲーム終了」と答えました。質問を最後まで聞かずに。しまった答えるのが早すぎたー。「ランナーは関係ないのですね」と先生。「そうです。外野手が捕った時点でゲーム終了です」と繰り返す私。
 先生は、続けて質問されました。「では、それが、最終回でなければ、2塁ランナーはホームに帰ったので1点ですか。1塁ランナーはどうなるのですか」ううむ、これはティーボールのルールだけでなく野球やソフトボールのルールを一からしっかり教えないといけないな、と私。そこでタッチアップのルールを丁寧に説明させていただきました。その説明で、最後に一言、「このタッチアップのルールは広島カープも利用していますから」、と補足すると先生はとても納得してくださったようでした。
 やっぱり、広島は、広島カープですね。カープの名前を出すといっぺん理解、納得していただきました。電話の回答者は、平安高校野球部ではあの衣笠祥男さんの一つ上の先輩でした。と付け加えればもっと説得力があったでしょうね。残念ながら、それは言えませんでした。