4月30日「第9回多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会2024」に参加しました。学びは多いです。素晴らしい出会いと発見がありました。
4月28日(日)大妻女子大学多摩キャンパスグラウンドにおいて、「第9回多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会2024」が、大会運営委員会の主催において開催されました。参加チームは24。選手は415名、応援者は257名、計672名という大きな大会でした。
この大会にNPO法人日本ティーボール協会は「後援」をしています。当日は土方常務と奥山評議員、長谷川評議員と私が、日本協会を代表して出席しました。
この大会の「共催」は東京都連盟でしたので、佐藤専務、藤川常務、宮川、尾山評議員等は、東京都の役員として参加。それ以外でも日本協会公認の審判員の方々が14名参加しました。
大会は、阿部世話人代表(日本協会評議員)の挨拶から始まり、次に来賓挨拶として、私が日本協会を代表して登壇。この度の挨拶は硬すぎることもなく、柔らかすぎることもなく、参加者の目線で語りたいと考えていました。
以下がその内容と参加者のリアクションでした。
「第9回多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会2024」の開催、誠におめでとうございます!
「皆さん!ティーボールをプレーする準備はいいですか?」 選手達の多くが、大きな声で、「ハーイ。」 私はこの声で心が洗われました。
「練習は、沢山してきましたか?」 またまた、大きな声で、「ハーイ。」
「今日は、優勝出来そうですか?」 ハーイはあちこちから聞こえますが・・・。私は「あれ?皆さんちょっと自信がないようですね。とに角元気でプレーしてください」。
次に、「ティーボールをプレーして、皆さん笑顔になってくださいね! 「ハーイ!」 この声は大変大きかったです。
この後は、儀式的挨拶にしました。
グラウンドを提供してくださっている大妻女子大学小川浩副学長はじめ、ボランティアの学生さん、同様に、大会役員の方々、審判員、裏方で汗を掻いて下さる皆さんへ感謝とお礼を申し上げました。
そして最後は、「皆さんのご健闘をお祈りいたします!」と。
いざ大会が始まると、主役は選手たちです。表情がガラッと変わります。ヒットを打って一塁ベース上に立った時の喜び、長打、即ち二塁打、三塁打、本塁打を打った時は、体全体で喜びの感情を表します。それは観ていて楽しいです。審判員の方々も熱が入ります
当日、大会パンフレットが配られました。最初の挨拶文は、阿部世話人代表。
「(前略)手元の資料を見ると第1回大会は2013年5月18日に日野自動車ラグビー場にて13社で行われました。コロナ禍で大会を見送った年もありましたが12年の歳月が経過しています。当初は健康福祉の観点から身体を動かすかすことが目的でしたが、ここ数年の一部の企業さんでは、技術を磨きたい!という欲求を抑えられず、昼休みの時間帯に練習を行ったり、サークル活動が生まれたりしています。回を重ねるごとにティーボール熱は益々高まりを見せています。(後略)」
第1回世話人代表のM氏が、私に寄って来られました。「先生からのアドバイスを頂いたのが、埼玉県道満球場で開催した埼玉県の障害者雇用企業の大会。あれから13年経ちましたか、早いものです。第1回大会の参加は6チームでしたね」と。私は、「Mさんのあの時の一大決心によりこの大会がスタートしたのです。Mさんの功績大ですね」と。お互いに笑顔・笑顔での会話でした。
二人目の挨拶文は私。
「(前略)ティーボールは、誰もが平等に楽しめるチームスポーツです。上手にボールを扱えない幼い子どもや障がい者、女性、高齢者まで難なくボールを飛ばすことが可能です。全員が一緒になって笑顔になれます。是非、思い切ってバットを振って、ボールを飛ばす『爽快感』を体験してください。(後略)」
最後の挨拶文は、大妻女子大学小川浩副学長。
「(前略)多摩キャンパスには、人間関係学部があり、人間福祉学科という福祉を学ぶ学科があります。人間福祉学科は、全国の大学で唯一職場適応援助者(ジョブコーチ)の養成課程を有しており、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を取得して、ジョブコーチ養成研修を修了した卒業生を障害者雇用や就労支援の領域に輩出しています。本学におけるジョブコーチ養成につきましては、今回ご参加頂いている企業様にも、実習の受け入れ等でお世話になっています。日頃のご理解とご協力に改めて御礼を申し上げます。(後略)」
このパンフレットを熟読して、様々なご縁があるのだなあと、驚きがありました。因みに、この小川先生、私の大学と学部の後輩、研究分野も近いです。また、当日私が小川先生に紹介した奥山評議員も、大学、学部とも後輩です。
「第9回多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会」に今年も参加でき、そこには新しい出会いあり、発見ありと、とても幸せな気分になりました。
大会に参加、並びに運営してくださった皆様、本当に、ありがとうございました。このような素晴らしい大会を、日本協会として「後援」させて頂いていること、とても光栄に思います。