5月15日 脳梗塞もティーボールで外野に打ち上げた大きなフライも、もっともっと遠くに飛んでケーですね。

 脳梗塞でT総合病院に緊急入院したのは、今から約3か月前の2月23日。入院してからは様々な検査、そして3月9日に一旦退院。3月16、17日に開催される第31回日本ティーボールセミナーに備えるためでした。カテーテル治療が18日と決まっていたので、17日の夕方に再び入院、そして3月26日に無事退院しました。

退院時には、主治医の先生や理学療法士から今後の日常生活について様々な留意点を頂いて、それらをしっかり守って現在リハビリ中です。

 昨日の朝刊に、「週刊現代」の広告が大々的に載っていました。見出しは、「隠れ脳梗塞が怖すぎる、隠れ心不全も」。私の心臓はドキドキです。週刊誌はほとんど読みませんが、それでも、すぐ書店かコンビニか駅売りのお店に行こうと決めました。夕方に週刊誌を購入すると表紙の見出しは、60代の3割、70代の4割がかかっている。症状としては「足元がふらつく」「声がかすれる」人は赤信号だって。

 恐る恐る記事を読んでいくと、「血圧140以上の人は必読」とあります。私の血圧はそんなに高くありません。次の見出しは、「痛みなし」「自覚症状なし」だから危ない。医者も見落としがち、「足元がふらつく」「よくむせる」人は危ない。血液サラサラに薬を飲んでいる人は注意、とあります。

 私はそうですか、そうですかと一つ一つ納得しながら熟読しました。

 読んでいくと、「頭の中の『白い影』」。これが厄介です。私も自分の脳の画像を見ましたが、この「白い影」が左の脳にはっきり見えました。だから右腕と右手の小指と薬指に違和感があったのでした。今思うに、整形外科でなく、早い機会に脳ドックのMRIで観てもらったのが本当に良かったのでした。

今後は定期的に検査を受けるつもりです。脳ドックは、治療の一環であれば比較的安価ですが。

 「手足が動かしづらい」「急な声のかすれ」「物忘れが多くなった」「バランス感覚が良くない」「ろれつが回らない」といった症状は一過性のものと考えてしまい、病院に行かないケースも多いのです。これが危ないのですね。この度の入院で、様々なケースで入院してくる患者さんに会い、多くの知識を獲得することが出来ました。

 退院時には、主治医の先生からは「水をしっかり飲みなさい」、理学療法士の先生からは「1日8,000歩は出来るだけ歩きなさい。体操やストレッチも継続的に」とアドバイスを頂いています。退院してからのこの約2か月間は、それらをしっかり守っています。

 週刊現代の次のページは、「隠れ心不全」で死なないための全知識。

スポーツの世界で心臓を鍛えるとよく言います。しかし、体の中にある心臓は、いくらトレーニングしても鍛えることは出来ません。日常生活において、高血圧や動脈硬化等には、十分注意を払うべきなのです。

20年程前までは、「成人病」と言っていましたが、今日では、「生活習慣病」と言います。生活習慣をしっかり改善していくのが、これらの予防に役立つのです。

 私、明後日の17日、3か月前に入院していたT総合病院に受診のため朝早くから家を出ます。午前中、MRI、エコー、血液、血圧等の検査があって、午後からそれらのデータを基に診察を受けるからです。その結果、経過は順調と主治医の先生からお墨付きを頂いたなら、これから全国各地、そしてアジアへ、世界へと日本式ティーボールの普及発展のために飛び回りますよ。

世界の「日本式ティーボール」の競技者たち、関係者、そしてファンの皆さん!待ってくださいね。

 脳梗塞もティーボールで外野に打ち上げた大きなフライも、もっともっと遠くに飛んでケーですね。