2月13日 幼児ティーボール教本(案)作成への進捗状況と「親子ティーボール教室」の紹介です。
幼児ティーボール教本2(案)の第二弾を考えてみました。下記のとおりです。
この「打つ、投げる、走る、捕る」の原案を叩き台にして、年少、年中、年長さんが笑顔で、楽しくプレーできるかどうか試みます。
広野幼稚園の先生方、並びにそこで午前の正課体育の指導と午後のティーボールスクールを開いている小西美香先生にもトライしてもらおうと思っています。
さて、その小西先生ですが、彼女が中心となって、2月22日「親子ティーボール教室」を京都市市民スポーツ会館において、年中児から小学2年生(先着100名)までを対象として行われます。
小西先生をサポートするのが元プロ野球選手であった横浜DeNA田村選手、阪神タイガース望月選手、東京ヤクルトスワローズ榎本選手です。豪華な指導陣です。きっと素晴らしいイベントとなるでしょう。
私も当日は会場に行き、その様子をしっかりと見届けようと思っています。そのイベントが終了したら、小西先生とこの「幼児ティーボール教本2(案)」をについて様々話し合う予定です。広野幼稚園の先生方とは、その前日の21日に打ち合わせを行います。
「幼児(年少・年中・年長)ティーボール教本」8月刊行に向けて、順調に進んでいます。
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「打つ、投げる、走る、捕る」
年少・年中・年長さんへの指導② 2025年2月8日
打って、打って、打ちまくろう。打つって楽しいよ
- 棒(バット)を両手もってボールを打って遊ぼう
①ゴルフ遊び:打者がティー台に乗せたボールを打つ。そのボールを打者が捕りに行く。戻って同じ位置からまた打つ、それを繰り返す。
②ローテーション・ゴルフ遊び:打者がティー台に乗せたボールを、1の目的地(広いサークル)に向かって打つ、転がって止まったボールを再び打ち、1のサークルに入れる。次に2の目的地(2のサークル)に向かって打つ。打ち終わったらそのボールの止まった位置まで歩く、2にサークルに入るまで打つ。2のサークルにボールが入ったら、3のサークルに向かって打つ。それを繰り返す。
(注)目的地(ゴールサークル)を3~5か所用意する
③クリケット・ラウンダース遊び(どか点ゲームの簡易ゲーム):打者がティー台に乗ったボールを打つ。そして投手後方の柱(二塁ベース)に向かって走る。野手はその打球を追いかけ、捕った位置から捕手に向かって投げる。捕手は野手からの返球をとった後、そのボールをティー台に乗せる。
その間に打者走者は打撃した位置(ホームベース)から柱(二塁ベース)まで何回往復できるかを競う。ホームベースから二塁ベース迄走ると1点。二塁ベースからホームまで帰ってくると2点。ホームベースと二塁ベースを何回往復するかで得点を競う。ラケットを片手で持ってボールを打って遊ぼう
羽子板でピンポン球を打とう:台(卓球台、机、平均台、床等)の上に止まっているボールを水平(レベル)スイングで打つ。打ったボールは自分で捕りに行く!これを繰り返す。
打者は自分で台(床。卓球台。机等)へボールを落とす。打者はラケット(卓球・テニス・バドミントン)でそのボールを打つ。打ったボールは、自分で捕りに行く。これを繰り返す。
2.片手にボール、反対の手にラケットを持ち、ボールを投げ上げ、それを打つ。打ったボールは自分で拾いに行く。これを繰り返す。
年少・年中・年長さんへの指導③ 2025年2月9日
投げて、投げて、楽しもう
1.一人で投げて楽しもう
- 紅白玉入れのボールで投げて楽しもう。(用意するもの紅白の布ボール、的になるもの)
①フロアーの転がっている沢山のボールを的となる鬼さんのおなかに向かって投げよう。(5分間に何球投げられるかな)
②30(20)人クラスを半分(15人対15人・10人対10人)に分け、お互いで投げ合いましょう(投球しない人は、投球者のボールを無理して捕球する必要はありません)(投球者は5分間に何球投げられたかな)
③クラス半分の幼児を講堂(体育館)の舞台に乗せ、下のフロアーにいる投球者は上に向かって投げよう(投球しない人は、無理して捕球する必要はありません)(1分間に何球投げられるかな) - 紅白玉入れで遊ぼう(籠は年少・年中・年長で高さを変える、で来るだけ高い位置に籠をセットする
①上手投げ(オーバースロー)で、より高く投げよう
②下手投げ(アンダーハンドスロー)で、より高く投げよう
③籠に入った瞬間を楽しもう?(これはバスケットボールに通じます) - 壁に向かって投げよう
①ティーボールの柔らかいボールを使用して、壁に向かってボールを投げよう
②壁に当たって、返ってきたボールを捕りに行きましょう
③これを繰り返す
- 指導者の投球動作をまねる
年少・年中・年長さんへの指導4 2025年2月9日
一人でボールを投げてそれを捕ろう、捕りに走ろう、捕ったらボールを投げ返そう!
- 一人でボールを使って遊ぼう
①自分でボールを投げて、自分で捕ろう
②上に投げて、おなかに位置でチャッチ。(お椀キャッチ・おなかチャッチ)
③上に投げて、顔の前でチャッチ。(チュウリップキャッチ。プレイキャッチ[拝み捕り])
④下のグラウンド(床)に投げて、バウンドしたボールを捕る
⑤跳ねるボールを使用して、転がして遊ぶ
- 一人で壁にボールを投げ当てて、返ってくるボールを捕ろう
①下手から投げて、ゆっくり返ってくるボールを捕ろう
②横手から投げて、ゆっくり返ってくるボールを捕ろう
③上手から投げて、ゆっくり返ってきたボールを捕ろう
- 二人で遊ぼう!
①レッツ・キャッチボール
②投球者はゴロを投げる捕球者はそれを捕る
③年少さん、年中さん、年長さん、或いは成長段階、技術差において、捕球する能力が異なることを理解して指導すること
④少し上達すると、親子のキャッチボール、親は子供が捕球できるところに投げる。子供はそれを捕りに行く(ごろでも、ワンバウンドでも、ノーバウンドでも構わない(柔らかいボールを使用すること)