3月19日 メジャーの開幕戦に行って参りました。(その1)コーチは生きたボールを内野に打つ。
昨日、手賀職員と私は、歴史的メジャーの日本開幕戦に行って参りました。チケットを見ると、会場は午後4時。3時15分に水道橋駅に着き、東京ドームへ。そこはもう大勢の野球ファンで混雑していました。そこで私と手賀職員は、東京ドーム内にある野球殿堂博物館へ。入場料は大人料金で800円、私は65歳以上なので500円。ラッキー!私は館内を足早に見て行きました。手賀職員はゆっくり一つ一つ丹念に観察しながら、野球博物館見学を堪能していました。帰りに館長さんに挨拶。この館長さん!早稲田大学で私のソフトボール授業を履修したS氏。彼曰く、「日本ハムファイターズのY氏も先生の授業を受けていましたよー」だって。「えっ、そんな偉い方も?」思い出話が楽しかったです。
時間を見ると4時10分過ぎ。目指す席は、33ゲート28番C82ブロック1列130番。分かりやすく言うと、レフト側の外野席の2階席でした。本塁までの距離は随分あります。
球場に入ると、もうすでにドジャースの打撃練習が始まっていました。打者の名前は分かりませんが、打席に入る選手がぽんぽんと外野席にホームランボールを打ちこんでいます。さすがメジャーリーガー!バッティング投手が打者に打ちやすいボールを投げています。打者達が気持ちよく試合に臨めるように配慮しているのでしよう。
他方、内野の守備練習では、コーチ自身が打つ、いわゆるノックではありませんでした。投手が下から投げたボールを、コーチがサード、ショート、セカンドと打ち分けています。ホホー!これは、実践に近い生きたボールを内野手に捕らせようとしているなと感じました。
ここで、私の昔話です。
私が30歳代でソフトボール部の監督を引き受けた時、試合前のノックの時間は5分。その間に、私は投手に投球をさせ、その投球を私がサード、ショート、セカンド、ファーストへと打ち、その後、ダブルプレーの練習。これは試合前に生きた(試合で打たれたボールに近い)ボールを内野手に捕らせようとして考えた練習でした。
当時はユニークな練習法でしたので、相手チームから結構な野次を頂きました。それを今のドジャースが行っているのです。ちょっと嬉しくなりました。
試合前にこのようにノックをする高校、大学、社会人チームを未だ見たことはありません。
大谷選手が、遂にレフトにやってきました。投球練習です。約30球ほど相手を立たせたまま全力投球に近い練習をしていました。隣にはドクターらしき人がいて、その動きをしっかりと観察。更にそこには、大谷選手を守るために、二人が打者の打球が大谷選手のところに来ないかしっかりとガードしていたのです。二人のグラブさばきを見ると、元メジャーリーガーのように思われました。やっぱり大谷選手はメジャーリーグの宝なのですね。
大谷選手の後に、先発の山本由伸選手がレフトに来て、投球練習を開始。
この印象は次回に報告します。(続く)