1月11日「成人の日に松浪健四郎先生のスピーチを思い出す」
今日は「成人の日」です。私も2年前までは、毎年東村山市の教育委員会の「委員」として18年間休まず出席していました。もっと言うとその前は、「社会教育委員」としても、6,7年出席していたので、延べ25年、四半世紀に亘って、その年の新成人を見守らせていただきました。とても光栄なことでした。京都から東村山に移り住んだ外様に対して、地元の関係者の方は、隔たりなくお付き合いさせくださいました。いい街です。(そこに今、日本ティーボール協会の事務所があります。)でも今日は、朝からその新成人が見当たりません。恐らくコロナで中止か、いつもの成人式の形態を踏襲されないで、今年風のやり方をお考えになったのでしょうか。
「今年で成人を迎える若者の皆さん、これからのこの町、日本、世界は皆さんのためにあります。大きく羽ばたいてください。はたまた、選挙権があります。責任ある行動をお願いします」(これが決まり文句ですかね、東村山の話ではありません)
さて、先日の日刊スポーツで松浪健四郎先生(協会顧問)が、卒業式や入学式で仕事柄、式典で祝辞を述べなければならない。3Cを上手に使いなさい。と書いておられました。3Cは、チャンス(CHANCE)、チェンジ(CHANGE)、チャレンジ(CHALLENGE)。チャンスを見逃すな。チェンジする心構え、チャレンジする精神、その中で機会、交代、変化、挑戦について語るのだ。と。流石だなと感心して読んでいました。私は彼ほどスピーチする機会はないですが、聞く機会は多くあります。勉強になります。兎に角、松浪先生はスピーチは抜群に上手いです。私も丸山先生も佐藤先生も彼の演説を聞くたびに感心ばかりしていました。「3C」これを新成人の皆さん参考にしてください。
松浪先生には、第5回、第6回日本ティーボールセミナーで基調講演をお願いしました。第5回のタイトルは、「我が国スポーツ指導者ーその光と影ー」、第6回は、「我が国の”生涯スポーツ”を考える」でした。それは見事な内容でした。その講演以外で我々が彼に対して忘れてはならないことは、彼が衆議院議員であった時、国会の文教委員会で、手の文化は極めて重要だ(野球・ソフトボールは重要の意)、足ばっかり使っていれば(サッカーの意)足蹴にされるぞ(決してサッカーをけなされわけではありません)と言ってベースボール型もサッカーと同様学校教育に入れるよう応援して下ったことです。442回か42回かの文教委員会でしたかねえ。後で調べます。何回だったか。
松浪先生は、この東村山市にも年何回かはお見えになります。それは、東村山に日体桜花という日本体育大学系の高校があり、そこで理事長として先ほどの卒業式や入学式でスピーチをなさるのです。一度聞いてみたいです。お願いしてみようかなあ。トイレの横ぐらいの立ち席で。
そうそう、その日体桜花で2013年東京国体(スポーツ祭東京)の時、グラウンドをお借りしました。その節はありがとうございました。その学校の隣に明法中学・高等学校があります。ここも国体に時、グラウンドをお借りしました。この日本ティーボール協会のホームページのトップの写真は、その時のモノです。
東村山市は、あの田口弘元審判長や竹村保俊会長(元校長会会長)のご努力、ご尽力で東村山の市立の小学校・中学校のみならず、日体や明法といった私立の有名学校にも掛け合ってグラウンドを確保して立派な大会を開催してくださっているのです。(全国でもぜひ参考にしてください。)
東村山市の成人式は、この明法中学・高等学校の講堂で行われるのが常でした。松浪先生からこのようなアドバイスをもっと早くに頂いていたならば、その知識を持ったうえで、教育長や市長やゲストの方のスピーチを聞くことができたのに、残念です。
いずれにせよ、今日は「成人の日」です。新成人となった全ての人が、小学校の体育の必修でティーボールを、あるいは中学校や高校のソフトボールの授業でティーボールをプレーしてくれていれば、日本の野球・ソフトボールの文化は発展し競技人口は増加します。野球・ソフトボールは蘇るのです。
新成人、おめでとうございます