1月2日「理事長からのメッセージ」

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 昨日、今日と東京は快晴でした。皆さんにとって、「2021年はきっといい年になる」ことをお祈りいたします。

 1月2日、この日は、私にとって30,40年間移動日でした。それは生まれ故郷の京都に帰り、古くは母に、父に前年の報告とその年の挨拶するためでした。でもこの10年は、両親もなくなり、兄姉弟に、挨拶に行くのが習慣と変わりました。今年は、コロナで京都に行くことなんてありえません。そのため、今日の午前は年賀状の返事を書いたり、郵便局までウオーキングしたり、TVを見たりという1日です。そのようなわけで、朝から箱根駅伝、昼は大学ラグビー、夜はまたまたTVです。3時ごろTV を見ていると、「京都の北野天満宮で書き初め」とのニュースです。そこで、昨年までの私のこの日の行動をこのメッセージで紹介します。

 昨年までは朝、7時頃に家を出て、9時前後の新幹線で京都に向かい、座席は必ずE席、それはあの富士山が本当にきれいに見えるからです。品川を過ぎたころから見え始めます。11時半ごろ京都駅について、本来なら、50番の「北野天満宮行き」のバスに乗って「千本中立売」で下車するのですが。そうです、正月はこのバスは「天神さん」に行く参拝客で超満員。そのため正月は烏丸線の地下鉄に乗り、「丸太町烏丸」で下車。そして京都御所に入り、小学生のころ毎日ソフトボールで遊んだ砂利の上を歩き、蛤御門に出て、そこから真っすぐ我が家に向かって歩く。そして、12時ごろ家に着くと、京都のおせち料理を頂く。ちょうどお腹もすいて贅沢に腹いっぱい食する。食後はちょうど大学ラグビーがあるので早稲田を応援。それが終わると「北野天満宮」まで歩いて子供のころは「勉強ができるように」、管理職にある時は、「謙虚、謙虚、謙虚」と柏手を打ってお参りする。それがいつも3時前後でした。(そのため、昨年どおりであれば、TV に映ったかもしれないなあと思ってTV 見ていました)17時か18時ごろの新幹線で東京の自宅へ向かう。これが30,40年続いた私の1月2日です。

 その京都御所で小学生のころ近所の友達と4,5人で遊んだソフトボールが、「太鼓ベース」、「たいべん」というゲームでした。これが、今、小学生の教材、あるいは高校生の教科書副教材に導入している「メジャーリーグ・ゲーム」です。なぜこの「太鼓ベース」を私は「メジャーリーグ・ゲーム」と命名したかというと、それは、ミッキーマントル自伝を読んでいるときに驚いたのです。この「太鼓ベース」と極めて類似した遊びを彼もニューヨークで楽しんでいたからです。そこで、私は、この「太鼓ベース」あるいは「たいべん」という呼び名はダサいと判断し、「メジャーリーグ・ゲーム」と命名したのでした。
 しかし、これも、スコットダグラス先生に英語に翻訳を依頼した時、彼は、だったら、それは、「メジャーリーグ・ゲーム」ではなく、「ミッキーマントルゲーム」にしようと提案されました。そのようなわけで、「笑顔いっぱいティーボール」の英語版は、スコットダグラス先生の主張どおりにしました。読者の皆さん、ぜひ英語版もこの際、ご覧ください。これは、本当に子供が夢中になる遊びです。京都、大阪地方で本当にめちゃくちゃ流行りました。これは、まさに野球のソフトボールのスターターゲームでした。当時は、このように各地で、それぞれの子供たちが独自で野球の簡易化ゲームを、遊びの中で創造し、ルールーを作り上げていき、それをその地域で流行らせていたのです。それが、子供のパワーであり、才能なのです。

 2021年は、このパワフルな子供が運動場で、また、野球場で、サッカー場で、思いっきり汗をかいて、心から笑っている。そんな光景を限りなく多く見たいものですねえ。皆さんどうですか。皆さんと力を合わせて、そういう社会をまたまた作り上げていきましょう。

 1月2日、京都に行かなかったですが、京都で小学生のころ4,5人で遊んだ、ソフトボール「太鼓ベース」を思い出し、正月最初の「理事長からのメッセージ」といたします。