1月20日「理事長からのメッセージ」
今、東京は「二度目の緊急事態宣言」が発出されています。従いまして、自宅から外に出るとするならば、事務所の往復のみです。皆さんは如何ですか? そんなわけで、私は今、間違いなく夜はテレビ人間です。こんなの何十年ぶりのことですかねえ。
昨夜のテレビ、7時からのNHKニュース、静岡の川勝平太知事が、コロナの件できれいな標準語で説明されていました。京都なまりは出ないかなあと思いながら聞いていました。彼と私は、30年ほど前、毎年一回ソフトボールの試合をしていました。10年ほど続けましたかね。彼は早稲田大学政経学部教授。教員ソフトボールチームの3番で一塁手。私は人間科学部教授。教員チームのただの一選手。故郷が同じ京都ということで仲良くさせていただきました。彼のことを詳しく書こうかと思いましたが、止めにします。その理由は、あとで書きます。
7時半は、サラメシ、解説は中井貴一さん、確か彼のお父上はあの佐田啓二。銀幕の大・大スター。佐田啓二が昔言ったという、京都では有名な話、「自分が子供のころ近くの高校で遊んでいたら、横で片足をあげたと思ったら、その瞬間ボールは、捕手のミットにおさまっていた、全くボールが見えなかった」。この高校生投手は誰かわかりますか。そうです。三重県から京都商業高校に野球留学していたあの「沢村栄治」だったのです。中井さんの声を聴くと父上の佐田啓二さんのこの話を思い出します。子供のころの記憶とは、こんなものでしょう。沢村栄治は私が説明しなくても皆さんお分かりだと思いますが、「沢村賞」、日本一の投手に贈られる投手にとって一番の格調高いアワード、その沢村です。今年は中日の大野が受賞しました。巨人の菅野でさえ取れませんでした。アメリカでいえば「サイヤング賞」です。
沢村栄治というと、川勝平太知事の静岡、草薙球場であのベーブルース、ルーゲーリック、タイカップらのアメリカオールスターを相手に、1対0の試合。最高のピッチングを披露した伝説の選手です。映画にもなりました。子供のころ映画館で見た記憶があります。
8時からは、うたコンです。私は歌は全くの音痴。歌番組はほとんど見ません。でも、川勝平太、佐田啓二、と連続で京都と関係の深い人が出たので、次は、都はるみでも出るかなと思い、続けてみていると最初の歌手は、石川さゆり、「天城越え」、これも川勝知事の静岡県、スローピッチのソフトボールで「天城ドーム」行ったなあ。あ、そうだ。そこで初めて会ったのが、今事務所にいる協会常務理事の小西さん、だあ。と次から次へと思い出されてきます。テレビ見るのもボケ防止には悪くない、と思ったりします。
そして、歌番組は、もうおしまい。歌は苦手なのです。
次に見たのが、テレビ東京の番組。「SNSはとても怖い」という番組です。間違ったメッセージ、騙されやすいメッセージ、様々怖いぞというもの。それに巻き込まれた若い女性は自殺までに追い込まれたというアメリカの番組でした。この番組、随分考えさせられました。
そうです、私が今書いている「理事長からのメッセージ」これも一つ間違えると、誤解されたり、失望されたりする可能性があるのだな、と昨日のテレビ東京から学びました。知らない方が、お読みになって、誹謗中傷、そして私が「自殺」する。これはまずないですが、一生懸命多くの時間を割いて、このメッセージを書いて、それで人に迷惑をかけてしまったり、不快に思わせるのは、私にとって全く本位ではありません。
今後、この「理事長からのメッセージ」を書くときは一語一句注意を払って、書かせていただこうと思います。特に、人名、人の紹介は、実名は有名人だけで、一般の方やたとえ教え子でも十分配慮して家族の名前だけとか、イニシャルだけにするとかにする。今以上に注意をする。これは絶対に守らなければならないことだと、昨日さらに学習しました。電子系がほんの少し分かってくるとこの恐ろしさが少し理解できるようになるのですねえ。
そのような訳で、ソフトボール好きの川勝平太知事については、立派な仕事をなされています。見た感じとても若々しいです。応援するのみです。彼が静岡県民、日本の皆さんを相手にして、言葉をしっかり選んで県民、国民に話しかけているのは、とても参考になりました。中井さんのナレーターも見事です。これもいい学びになりました。お二人は、ここは実名でも大丈夫です。誰もが知っている方だからです。
今後は、先のセミナーでも、お約束したように、皆さんから頂いた質問に対して、一つ一つ丁寧にお答えすることを、最優先にした「理事長からのメッセージ」にしたいと思っています。当分は「ティーボール・ファースト」で行きます。
今日は、昨晩の多くのテレビ番組を見ての感想、そして、今後の決意でした。