1月21日「加藤久先生、このティーボール協会へのご貢献。」

 先ほどレターパックで、2021年「ティーボール入門」の再校を東京コロニーに送り返しました。責了にしました。全国の会員の皆さん、刊行まで今しばらくお待ちください。小西さん、ありがとうございました。

 ホームページに掲載する「一問一答」形式の件、事務局女子職員の皆さんからのアドバイス誠にありがとうございました。答えを書いたらまず皆さんにお送りします。少々お待ちください。

 読者の皆様、緊急事態宣言下では、テレワークで事務職員とは上記のようなやり取りをしています。私が現役の野球選手・ソフトボール選手だったら、こんなの「嫌」です。目を悪くしてしまいますから。投球を打つ、ジャストミートする確率が下がります。(ほんまかいな)。(読者の皆さん笑ってくれています) 外は快晴、紺碧の空、なぜその時に大学を退職した私が散歩もできなくて、パソコンか?

 今日の朝日新聞や日刊スポーツ新聞に、京都サンガFC強化の記事がでていました。そういえば、加藤久さん、2020年10月、京都サンガFCの強化本部長に就任していたのですよね。

 今日は、加藤久さんのお話です。彼は1997年で「第4回日本ティーボールセミナー」の基調講演で「日本ティーボールセミナーの理念に感銘する」というタイトルでご講演を頂いた。仕掛けには勿論私です。

 彼と私は職場が同じ人間科学部、私が教授、彼が助教授。それまでは、1981年4月早稲田大学体育局の助手として赴任、その時も同じ職場で私が専任講師。そこから彼とはウマが合いいつも楽しい話をする間柄でした。世界のサッカーを随分教えてもらいました。ペレが書いた本の翻訳書を自分が紹介できるのだと私に自慢していました。大変名誉やことなのですよね。あのサッカーの神様ペレですものね。

 私が研究していた、喘息時の運動療法、その一環で喘息時のサマーキャンプ、彼も参加、丸山先生はキャンプリーダー、私は例によって総監督。また、スポーツに理解のある医師3人と丸山先生と加藤先生と私の6人が中心となって「スポーツ医学研究会」(会長は私で名誉会長が伊藤久雄先生(東京医大学長))を立ち上げました。スポーツには医学との連系が極めて大切とスポーツ系の3人が考えたからです。加藤先生はその時、日本サッカーチーム代表のキャプテンも務めておられました。この3人の医師の一人が安達正夫先生。

 皆さん、もうお分かりですか。1993年この日本ティーボール協会を立ち上げたときの最高顧問が伊藤久雄先生。常務理事が安達正夫先生、専務理事が丸山克俊先生、筆頭副会長が私。その時、まさか加藤久先生にこの日本ティーボール協会の常務理事をお願いするわけにはいかないでしょう。彼は読売クラブ黄金時代の主将、そしてジャパンの主将でしたから、さすがにそれは、ゴーイング(強引)・マイ・ウエイの私でも世間、並びにサッカーファンを敵に回せません、無理です。そこで、第4回日本ティーボールセミナーの講師として、設立当時のことを我々の近くで知る人物として、セミナーにお越しいただいたのです。見事な発表でした。

 そうそう彼には、1988年、私が書いた「スポーツプレーヤーのための一人でできるテーピング入門」(日東書院)にもモデルで登場してもらいました。まあ、兎に角、仲が良かったということです。

 さて、そのセミナーの時、彼に花束を渡したのは誰かわかりますか。あの、斎藤春香さんです。アトランタ五輪の4番バター、そして北京オリンピック金メダリスト、優勝監督です。彼女は当時神奈川県戸塚市にある日立ソフトウェアの選手、そこの当時の監督が細渕守男さん、都市対抗で優勝した時のピッチャー。(彼も日本協会設立当時評議員でした)アトランタオリンピックの前までジャパンの監督さん、私は彼に頼まれて定期的に指導をしていました。その関係で日本ティーボールセミナーに参加してもらったのです。因みに、今神奈川県連盟の会長さんは芝田さん、彼は元日立ソフトウェアの重役さん、神奈川県連盟の大会では、その斎藤さん、田本さん(北京オリンピックのコーチ)たちがバッティング指導で協力してくれていました。芝田さんのお力です。神奈川県連盟理事長の頼住さんも喜んでいます。こんな繋がりがあるのです。

 加藤先生も斎藤さんが金メダルを取った時はきっと喜んでいたのに違いありません。彼はそのころ大学を退職していたので定かではありませんが、容易に想像できます。

  加藤先生がそのセミナーの時、日本ティーボール協会は、我々日本サッカー協会の理念と似ていますね。とおっしゃっていました。良く予習してお越しくださいました。

 日本ティーボール協会は、同時期にスタートしたサッカーのJリーグのように爆発的にブームを起こすことはできませんが、それはそれとして参考にさせてもらいます。我々は、地道に普及活動を続けます。

 (加藤先生と言ったり加藤さんと言ったりしてゴメンナサイ。その時のフィーリングで書きました。)