1月24日「ハンク・アーロンが天国に、ジミー・カーター大統領がメッセージ」

 昨日、あのハンク・アーロンが86歳で天国に行かれました。アメリカ黒人のお手本のような方です。黒人・白人・黄色人誰からも愛されたスーパースターです。黒人リーグからメジャーリーグに移って755本のホームランを打った名選手中の名選手です。

 歴代の大統領からも弔電等が届いています。私が最も注目したのが、第39代ジミー・カーター大統領のメッセージです。それは「最も偉大な野球選手の一人で、個人的なヒーローだった。記録を更新し、人種の壁を越えてきた彼の功績はこれからも多くのアスリートに影響を与え、次世代に語り継がれるだろう。」と。

 このカーター大統領は、とても野球好きで、本人もスローピッチ・ソフトボールをこよなく愛した方です。

 因みに、私はアメリカでプレーしていた時は、「ウィリー」と呼ばれていました。これは、光栄なことにあのウイリーメイズ、ウイリーマッコビーから頂いた名前です。ハンク・アーロンが活躍するまでの黒人のヒーローと言えば、なんといってもこの「ウイリーメイズ」だったのです。