1月24日(パート2)「今回は、ティーボールのルール解説をします。(1ー2ーaについて)」
1-2ーa
バッテングティーは、ホームプレートの後方50cm以上1m以内に置く。
【答】 アメリカのティーボールは、バッテングティーはホームプレートの真上に置きます。しかし、日本式ティーボールは上記のルールにしました。
アメリカ式ですと、二つのデメリットがあります。一つは、打者は打った後、ホームプレートの前か後ろを小さく回ってその後一塁まで真っすぐ走ることになります。回り道になるのです。打者は打った後は、一直線で一塁まで走るのが理想的です。二つは、三塁走者がホームを走り向けるとき、ホームプレートの上にバッテングティーがあると邪魔です。球審の位置にいる指導者は一回一回そのバッテングティーを走者の走路から外さなければなりません。それができない場合危険です。
これら、二つのデメリットを解消するために、上記のルールにしました。
【注・1】このルールを、確定させるためには、初めは当然アメリカのルールを参考にしてバッテングティーをホームプレートの上に置いて打つティーボールを行ったのですが、上記説明した二つの問題点が出てきました。次に、ホームプレートの前にバッテングティーを置いてゲームを行ったこともあったのですが、打ち終わった後、打者の体重が前足(踏み出し足)に行く人にとっては、更に一塁までが、遠回りになりました。
【注・さらなる学び】 このようなルールを制定したものですから、日本式ティーボールのバッテングティーはその台を五角形ではなく、丸型にしました。それは、五角形のホームプレート型にすると、日本人の多くの人は、几帳面な人が多いのです。黙っているとそのままバッテングティーをホームプレートの真上に置いてしまわれます。それを避けるために、丸型にしました。日本協会では、試合用としてこの丸形を公認しています。ただし、練習でバッテングティーを使用する場合は、ホームプレート型でも全く問題ありません。ホームプレート型のバッテングティーは練習用として公認しています。
今日は、以上です。次回は、1-2-bです。