1月27日「ルール解説その4(1-2-d)」
バットがらみの事故について、1-2ーd ネクストバッターズサークルは競技場境界線より内側2mの地点を中心にして半径1mのサークルを描く。
「安全にプレーする」こと、昨日の続きです。
平成11年12月、小学校体育の大手出版社である学習研究社より「みんなの体育・4年生」と「みんなの体育・5年生」で、日本で初めてこの日本式ティーボールが取り上げられました。これは学習研究社の編集担当者T氏と私との間で長時間打ち合わせを行った結果です。そして記載されたのが以下の絵1,2です。
これを見てお分かりのように、攻撃側の選手の待機する場所は、一塁側であれば、一塁ベースの近く、とにかく、打者から離れなさいというメッセージです。同様に、三塁側で待機する選手たちも、三塁ベース近くで待機します。
ティーボールは試合が白熱すればするほど、攻撃側の選手は打者の近くに行きたくなります。ですから、上記、「1-2 -d」のルールも必要なのです。
同様に、審判(指導者)は境界線の中(ボールデッド内)にグラブやボールやバットがあればプレーボールを宣言できないというルールを熟知しておかなければなりません。これは、野球もソフトボールもこのティーボールも同じです。安全に注意を払いなさいということです。(グラウンド内の小石やごみはエチケットとして選手が拾います。)
選手達の「待機する位置、一本のラインの重要性、選手同士の距離間、」これらを学ぶことは、児童や選手達がティーボールを安全に、楽しく行うためにとても重要なことなのです。
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