1月4日「今年は、明るく、笑顔で行きましょう」
昔、歌で「私の人生暗かった・・・・」というのがありました。これは、明るい人生を送っている人には、聞いていても気持ち悪くない。でも、昨年のようにコロナ、コロナと言われたら、気が滅入ります。皆さんはどうですか。
今年は、「雨のち快晴」で行きましょう。そんな気持ちでいる私は、昨晩、明るいTV番組を探していました。NHKの「麒麟が来る」を見た後、明石家サンマさんの番組を見ました。そこには、印象に残る3人、さんまさん、北村弁護士、それにフワちゃんです。3人とも明るいです。笑顔が出ます。その他、東野さんやヤンキースのマー君はじめ出演者の皆さん明るいです。正月らしくていいですねえ。これがその番組を見ての私の印象です。
さて、この前者3人と野球、ソフトボール、どのように関係があるのか。私なりに思い出しながら書いてみましょう。
先ずは、さんまさん、彼を見ると、元阪神タイガースのエースサイドスロー小林繁を思い出します。巨人に在籍していたが、あの江川問題で阪神にトレードされた投手です。その彼のモノマネが抜群に上手かった。よく似ていました。彼はもともと野球好きなのでしょう。昨日もマー君が在籍、活躍するヤンキースに応援に行ったといっていましたね。
次に、北村弁護士、彼は早稲田大学ソフトボール愛好会の名選手でした。そのサークルは、勉強が第一そして野球好きの人が集まるところです。高校は長野県の長野高校野球部。そこで私の教え子勝山君と同級生。勝山はソフトボール同好会、その後体育会に昇格するサークルで副主将。私が創設し、24年会長をしたり、監督をしていた同好会です。そのころはファストピッチ・ソフトボールだけでなく、スローピッチ・ソフトボール(日本式ティーボールの前身)を彼らに教えていました。また横にそれました。ゴメンナサイ。北村弁護士が野球の話をすると「明るく、いい笑顔」になりますね。根っからの野球好きなのでしょう。「笑顔が素敵」です。
そして、フワちゃん。私は、申し訳ないですが、この女性全く知りませんでした。年末、TVを見ていたらよく出てくるのです。今どきはこのような女性が人気出るのだとただ思っていました。でも、彼女が「笑う」と誰かに似ているのです。年末TVで彼女を見るたびに、誰かに似ている。これの繰り返しでした。で、分かりました。先週ハワイの野球人たちを結構紹介しましよね。そこで思い出したのです。あの、ハワイ大学の野球部で40年ほど、監督を務めた「レス・ムラカミ」の笑顔とそっくりなのです。それ以降私は、フワちゃんのフアン、いや、フワンです。
ここで、レス・ムラカミのことを少し書くことにします。彼は、私が1969年ハワイに留学した時、もうすでにハワイ大学の野球部の監督でした。地元ではマッカレー地区の野球の監督、そして、ソフトボールでは、ハワイで1,2に強かったマイダス・マフラーの監督。私は野球もソフトボールも彼のライバルチームの選手。でもとても仲良しでした。私の下手な英語も静かに聞いてくれました。2年半の留学を終え日本に帰国するとき、彼はハワイのソフトボールのオールスターチームを日本に連れて行くというのです。そこでお前も2年連続ハワイのオールスターに選ばれているわけだから一緒に来ないかと誘われました。私は、もう半年ほど、ハワイにいて翌年の3月ごろ帰国しようかなと思っていたのですが、帰国するいい機会と思い同行することにしました。日本では、埼玉、岐阜、京都、和歌山、広島とすべて最強と思われるチームと試合をしたのですが、全て我々ハワイチームの圧勝でした。レス・ムラカミは100回やっても我々ハワイオールスターは日本に負けないだろうと豪語していました。ただ、広島オールスターのみ20回すれば1回負けるかもしれないなあ。と言っていましたね。私も日本の各地の代表チームと戦って20打席12安打、6割という成績でした。通訳というボランティアをやりながらのツアーでした。それほど、ハワイのソフトボールは強かったのです。またまた、さりげなく自慢していますね。ゴメン。
その14年後、私がハワイ大学の「客員教授」で家族全員で赴任、ファカルティー・ハウジングにお世話になった時、彼はハワイ大学のそのセクションの責任者(寮長)でした。毎月寮費を彼の事務所にもっていくのですが、冗談ばかりで楽しい男でした。勿論、英語です。彼は、その事務所よりも、野球部の監督室のほうがスペース的に断然広く、その場所をこよなく愛していました。私も彼とはそのように長いお付き合いですので、アメリカ本土野球遠征の時は、ウィリー(私が野球をプレーするときの呼ばれていた名前)一緒に行こうか、と誘われるのでした。
今現在、ハワイ大学のアメリカ1素晴らしい人工芝のグラウンドは、「レス・ムラカミ・スタジアム」となっています。彼のハワイ大学野球部での貢献が如何に素晴らしかったかがよく分かります。余談ですが、彼が教えてアメリカナンバーワンになったディレク・タツノ投手は私の娘のベビー・シッターもしてくれたこともあります。彼は今ごろどうしているかなあ。
このように、レス・ムラカミと私は野球とソフトボールと寮と様々なところで関係が深かったのです。
そのレス・ムラカミとフワちゃんの笑顔がとても似ているのですよ。これ、フワちゃんのフアンになるしかないでしょう。レス・ムラカミに似ているフワちゃん、これからも「いい笑顔」で、このコロナ禍の時代、「キープ・スマイル」でご活躍ください。「笑顔」は世の中を明るくします。
さんまさん、北村先生、そしてフワちゃん昨日は「明るさ」と「笑顔」をありがとうございました。今年の一年この「明るさと笑顔」を続けて、明るい世の中を取り戻しましょう。