10月26日 来年2024年8月の「アジア大会」は、野球のまち阿南(徳島)で開催します。24日はその打合せ会でした。

 一昨日の10月24日、新宿にあるKホテルにおいて、来年開催する第15回記念アジアオープンティーボール大会の打合せを行いました。出席者は開催地の徳島からアジア連盟副会長の河内日本協会顧問、天羽評議員、岡久評議員、T氏(会長代行)の4名がその日の朝飛行機で東京に入られました。日本協会からは頼住事務局長、柴田評議員、それに私の計7名。

 会議は、大会要項(案)を作成されたT氏を中心に、その資料に沿って話は進められました。1.目的。2.主催。3.共催。4.主管。6.後援。7.協賛。8.期日。9.日程。10.会場。11.募集。12.編成。13.競技方法。14.競技規則。15.申込方法。16.審判等。17.表彰。18.組合抽選。19.代表者会議。20.開会式。21.閉会式。22.参加費等。24.傷害事故。25.傷害保険。26.総合窓口。以上、詳細な報告を頂きました。大変です。

 加えて、スケジュール(案)も。それによると、1.2023年7月23日(ベルーナドーム)大会開催決定。2.9月1日野球のまち阿南推進協議会役員会(以下役員会)開催。3.10月12日アジア大会実行委員会総会。今年の2月12日にも徳島でこの「アジア大会」について打合せをしました。

 本日の会議は、非公式の1回と公式な3回の話し合いを踏まえてのことでした。

 今後は、11月に第1回実行委員会。2.12月に第2回実行委員会。2024年に入ると毎月のように実行委員会の予定が入っています。そして、2月には「プレ大会開催予定」と。4月に入ると参加チームの確定、大会運営部会内容の競技及び計画策定。ボランティア運営スタッフ・看護師の手配。そして本大会は、8月23・24・25日の3日間です。

 約1時間半の会議の後は、席を変えての打合せでした。

どうですか?読者の皆さん!アジア大会を開催するというのは、準備がこれほど大変なのです。そこで更に大変なのが参加国、参加チームを確定させることです。会議において現段階では、日本、中国、台湾、韓国、モンゴル、カザフスタン、フィリピン、インドネシア、ネパール等の国々の名前が出ています。

 誰が責任をもって、どの国からチームを呼べるか、かなり具体的なところまで話し合いました。ソ先生(アジア連盟副会長)が韓国からチーム1か2。陳先生(アジア連盟理事長)が中国と台湾のチームを2から3。フィリピンとインドネシアは柴田評議員が。モンゴルとカザフスタンは河内顧問が中心。ネパールは小西理事、日本は頼住事務局長。私は全体を見渡します。

 アジア大会について、私は次のお願いをしました。それは、最高に強いチームを決める「選手権大会」も大切ですが、日本式ティーボールの一大特徴である「交流大会」も併せて行ってもらいたいと。それは、韓国のように小学6年生が全員参加する強豪チームを送ってくる国もあるでしょう。しかし、野球文化の無い国からくる小学5・6年生のチームだと、それらのチームと対等に戦うことはまず難しいです。だから二つの大会に分けて開催してくださいと。

 満場一致でOKを頂きました。そうなると、大会期間中の3日間をどのような予定を立てるかが極めて重要になってきます。当初のスケジュールは、初日の8月23日は、15時から代表者会議、16時から開会式、17時からはチーム交流会、19時から歓迎セレモニー。そして、翌日の24日は終日、アジア大会。25日は午前中のみの大会、13時からは観光等と予定表には書かれてありました。

 23日初日の15時から18時30分までのチームの過ごし方ですが、大会は「選手第1」を先ず考えるべきでしょう。そうだとすると、最初は代表者会議や開会式ではなく、会場となる野球場と陸上競技場にバッティングティーを20本、30本とセットしておく。チームの選手たちが会場に来ると、そこでまずボールを打とうとします。打ったらそれを拾いに行かねばなりません。「打つ、走る、捕る、投げる」、これが選手=子供たちにとっては一番楽しいのです。先ずこれから入りましょう、と提案。全ての先生方から同意を頂戴しました。

その後は、模範試合を徳島の2チームで行う。その間選手たちは、木陰の涼しいところで待機し、試合を見学。それを見て学んだ各国の選手たちは、そこで練習試合を1試合行う。その後、開会式や交流会に参加するというのは、如何ですかと提案。これも出席の先生方からほぼ同意を得たように思われました。2回にわたる会議と打合せは合計で約3時間半、実り多いものでした。

 本日、早速T氏から「お礼のメール」が届きました。おっとしまった、「お礼のメール」をするのは私の方が先であるべきなのに。スミマセン。Tさんこれからの10か月間、本当に大変でしょうけれども、宜しくお願い致します。私も最大限協力をします。