11月14日「健康福祉の大会」のもう一つの魅力。動画の作成、読売新聞からの取材、東大和ライオンズクラブ重鎮3人による見学、柏市市議会議員の視察等です。

 「健康福祉の大会」では、M学生による動画の作成、読売新聞運動部T編集委員からの取材、東村山市の隣の東大和市ライオンズクラブの3人の重鎮の見学、そして、千葉県柏市S市会議員の視察がありました。大会当日は、次を考えると楽しくなるような人たちとの出会いがありました。 

 昨日、「健康福祉の大会」の動画が早速事務所に送られてきました。学生Mさんが撮影、編集して、4分30秒に纏めてくれたものです。一言でいうと、プロ級の腕前です。頼住事務局長はじめ、事務所の職員一同、あまりの素晴らしさに感激。早速九州に出張中のMさんにお礼の電話をしました。この動画は、近々、この日本ティーボール協会ホームページのトップページに載せることにします。皆さん是非ご覧ください。

 読売新聞東京本社編集局運動部編集委員のT氏が取材に来てくださいました。久保田常務理事とは、20年のお付き合いとのこと、久保田先生から多くのティーボールの話を聞かれた上での取材でした。開口一番、本日来たのはこの大会だけの取材ではありません。特別支援学校、モンゴル、アジア大会等の取材の一環として、この大会を見に来ました。私自身「コラム」の欄を持っているので、いつの日かそれらを総合して「日本式ティーボール」を書いてみたいです、とのことでした。

 大会当日は、開会式から閉会式直前まで、「健康福祉(障害のある方々試合)」と「高齢者と学生とのふれあいティーボール」、それに「少年少女のティーボール大会」をしっかりご覧になり、満足してくださいました。日本式ティーボールに関して多くの質問を受けましたが、その全てが的を得たものでした。また日を改めて、じっくりと取材したいとのことでした。

 話の途中で、読売新聞社運動部の早稲田大学ソフトボール部OBのM君は元気ですかと質問すると、またまたその話で盛り上がりました。北京オリンピックの時、自分は体操競技や野球を取材したのですが、「彼はソフトボールの『金メダル』をずーっと追いかけていました。上野選手が優勝戦で好投した時は、誰よりも興奮していましたね」と。先ほど、「今、吉村先生と一緒だよ、と彼にメールした」とのこと。様々繋がりますね。

 東大和市からは、ライオンズクラブの3人の方がお見えになりました。会長さん、幹事さん、そしてもう一人が元市長さんでした。ティーボールの普及にやる気満々といった様子で、大会会場を熱心にご覧になっていました。私との話では、自己紹介から始まりました。私は、30代、40代で東村山市のスポーツ審議会委員、社会教育委員を務めさせていただき、50代前半から70歳まで、約18年間教育委員を務めました、と。そうしたら共通の知人がどんどん出てきたのです。

 話の途中、12月16日に「結成45周年記念クリスマスファミリー友好例会」を開催しますので、是非来ていただけないでしょうかというお誘いまでいただきました。その場での即答を避けましたが、1日過ぎた昨日、東大和市で近い将来、「ティーボール連盟」を創設してくださるのならお伺いしてみようと思い、早速「参加」の返事をしました。この件も続きがありそうです。またの機会に進捗状況を紹介したいと思います。

 最後に紹介するのは、奈良常務理事の紹介で柏市のS市議会議員です。柏市からここ所沢までは結構遠いです。それなのに朝早く開会式からの視察です。S市議会議員のお父上は有名な衆議院議員。ご本人は野球がお好きで、その底辺を拡大するためのボランティア活動なら全力で協力しようということでした。ありがたいことです。奈良先生の人的ネットワークは素晴らしい。今後の柏連盟、またその隣の南流山市等での広がりが、とても期待できます。

 また、この大会の動画は、この18日に、徳島県の野球のまち阿南の河内会長がモンゴルに行かれます。その折、この動画を持って行かれるのです。それは今、モンゴルでティーボール球場を作りたいという話が出ているからです。そこで私は相談を受けました。私は、ティーボール球場だけのグラウンドはもったいない、そこでは野球も、ソフトボールも、日本式ティーボールも出来る、多目的野球型グラウンドが望ましいのですとアドバイス。そのためこの動画の作成を急いだのです。「健康福祉の大会」(障がい者対抗戦の部)の優勝戦は、エンタイトルホームランが出るように外野フェンスを設置しました。これらをモンゴルの関係者に見てほしいのです。所沢のグラウンドと同じような球場がモンゴルにできるといいですね。

 11月11日「健康福祉の大会」は、半日だけの大会でしたが、普及につながる多くの出来事がありました。これまでコロナ禍で多くの自由が奪われていましたが、ようやく前へ進めるようになりました。皆さんとの出会いにより、今後の広がりが大変楽しみになりました。