11月8日 中華人民共和国日本国大使館に行って参りました。今後が楽しくなる、実り多い会合でした。
昨日、中華人民共和国の日本国大使館(以下、中国大使館)に、奥山さんと何校長先生、そして何先生の学校の職員さんの計4名で行ってきました。私が外国の大使館内に入ったのは人生で初めて。大江戸線の六本木の駅を出て、徒歩15分で現地に着きました。
大使館に近づくと先ず最初に目に入ったのが、見事な壁画と広大な敷地。中国の歴史と強さを感じさせられました。そして、正面玄関に着くと、日中のガードマンが警備。頑丈な門扉を通るとそこで持ち物検査があり、さすがに少し緊張しましたね。
C参事官とS書記官にお会いする目的は、「日中青少年野球ソフトボール協会」をの創設に向けて、そのご理解とご支援、今後のご協力をお願いするためでした。
以下、私が驚いたことを5点箇条書きにします。
- C参事官が実に好意的で、野球・ソフトボール好きであったこと。そのスターターゲームがこの日本式ティーボールと正しくご理解頂いていたこと(これは、我々がお会いする前から、何校長先生よりお話を聞かれていたからでした)
- 奥山さんの協会設立のための説明(プレゼンテーション)が素晴らしかったこと。特に、この協会は、教育の一環として、『健全なチームワーク精神を養うこと』、『一人ひとりの技術レベル向上』、『国際人としての友好精神の醸成』をサポートすることを主たる目的とする。我々は指導、教育のプロフェッショナルです!」と。良いですね。また、王貞治先生が「野球を世界でもっともっと普及させる鍵は中国だ!」と言われたことも紹介されました。
- C参事官が来日されて今年で10数年。とにかく驚くほど野球とソフトボールのことについてご存じでした。「東京ドームにはよく行った」、「松井秀喜選手が素晴らしかった」、「オリンピックから野球ソフトボールが除外されたので、中国はそのいずれの球技も弱くなった。挽回しよう」、「昔の中国のソフトボールは強かった」等々。
- 何校長先生がとても立派で、情熱的でした。この協会を創設するために、C参事官始め多くの日中の関係者と面談の機会を持ち、会議を重ね、この度の会合になったのです。先生の凄さ、素晴らしさを感ぜずにはいられません。先生とお会いするときはいつも素敵な笑顔で応対して頂きます。
- 私はこのように情熱があり、才能豊かな方々に背中を押され、この度、この協会の「顧問兼相談役」という肩書を頂戴しました。私も2009年から2012年、2012年から2015年まで「中国教育学会棒塁球教学科国家委員」を、あの陳兆麗先生のご尽力で2期務めさせて頂いたので、この種の協会にはとても興味があります。最大限協力させて頂きます。
この4人での会合、とても楽しく、そして実り多いものでした。終始笑顔、笑顔での会合だったことを、皆さんにお伝えします。