12月7日「理事長からのメッセージ」

今日の日刊スポーツの一面に「NITTADAI 大きな花咲かせる 日体幼稚園」という広告です。この広告初めて見ました。松浪健四郎先生が仕掛けたのでしょうか?

 皆さん、これを見てどのような感想、第一印象をお持ちになりますか。

 「丸山克俊先生」です。私の人生で最高の友の一人でした。彼は東京理科大学を65歳定年の一年前に退職して、この日体幼稚園に園長として赴任したのです。将来、10年ぐらいは園長先生を務めるのではないかと思っていたのですが・・・・。彼は、大学院のころから幼稚園にバイトで幼児体育指導に行っていましたから自分の天職と思い転職したのです。洒落になっていますか? 彼の幼児指導は、日本で一番でした。私はそのように思っています。彼の幼児指導を何十回、いや、何百回見たか。いずれもその指導には、意図があり、ストーリーがあり、参観に来た保護者を圧倒させる迫力がありました。その彼が日本野球連盟と我々が一緒になって行っていた「親子ティーボール教室 IN東京ドーム/京セラドーム」のイベントで指揮を執ってくれたのは皆さんのよく知るところです。

 さて、その丸山先生の一周忌が一か月後に迫ってきました。来年の1月16日「日本ティーボールセミナー」の後で早稲田大学国際会議場の第一会議室で「偲ぶ会」を開催する予定でしたが、このコロナの第3波の関係で、セミナーはオンライン開催とすると先週の役員会で決定しました。いつどのような形で「偲ぶ会」を行えばいいか、いつも思案しています。誰かいい考えをお持ちの方提案してください。教えてください。

 先日、この件で息子さんに電話しました。彼は今体調を崩しているとのこと、返事のメールで知りました。いい息子さんなのですよ。懸命に丸山先生の介護をされました。元気になってあのお父様より素敵な笑顔を早く見たいものです。協会にもできるだけ早く来てほしいと思っています。でも、このコロナです。無理にお願いすることもできません。

 今日は、日体幼稚園の広告を見て丸山先生について考えてみました。

 心を込めて皆さんと一緒に「偲ぶ会」を行い、彼と正式な別れをしたいと思っています。