4月10日 早稲田大学ソフト部インカレ出場権獲得、おめでとう!「全国小学生ティーボール大会」のボランティアも宜しく!
4月8日より東京都大学春季ソフトボール(一部)リーグ戦が始まりました。このリーグ戦において上位5位までに入ると、8月末(男子は9月)に開催される全日本大学ソフトボール選手権大会の出場権を獲得出来ます。とても重要なリーグ戦です。男子は国士舘大学、女子は東京富士大学のそれぞれのグラウンドで開催されました。
私は、女子のリーグ戦に総監督として参加しました。男子は、昨年の全日本大学選手権大会でベスト4、今年も強いです。ところが女子は、昨年1回戦敗退、今年は何としてもその無念を晴らさなければなりません。総監督、監督、コーチ、選手全員は、昨年秋からの新チームで、計画的にチームつくりをしてきました。皆、このリーグ戦は燃えています。
8日は、対日女体大戦、結果は早稲田8ー0で快勝。2日目の昨日は、対国士舘大戦、これも、結果的には6-0で勝利。これで8月の全日本大学ソフトボール選手権大会に出場することが、ほぼ確定しました。この2試合において、「全国小学生ティーボール選手権」においてボランティアとして貢献している部員全員が、明るく、素直に、全員が「野球の大谷さん」のように輝きました。特に、ここで紹介したいのは、この協会事務所にアルバイトとして勤務する3人の4年生です。
S投手は、全国小学生ティーボール選手権大会では受付で貢献してくれました。書道6段、賞状に書かれている出場チーム名は彼女の筆。8日の試合は被安打2で完封。9日の試合も被安打1でこれまた完封勝利。2試合とも完璧なピッチングでした。大企業のコーチたちが見守る中、堂々の投球。これでS投手は、昨年の新チームになってから、全ての試合で完封勝利。H捕手のリードも素晴らしく、何よりも内野陣が光りました。この冬しっかりと基礎体力を向上させ、その上で、守備練習も豊富に行ったため、失策は0。その成果がこの試合に現れました。即ち、S投手が得意とする落ちるスライダーとチェンジアップを投げられることが出来たのです。打者からの内野ゴロを、内野手が確実に捌いてくれると投手の投球の幅は広がります。投捕の連携が良い上に、投捕と各内野手との連携までがスムーズになったのです。こうなるとチームは強いです。
対日女体大戦は、M選手が活躍しました。M選手は事務所では、アカデミックな仕事を次から次へとこなしてくれます。有能な学生です。この試合では、2番ライトで先発出場、2回表の4点は、彼女のライト前2点タイムリーヒットから。このヒットで早稲田は試合を有利に進めることが出来ました。最終結果は3打数3安打の10割。1四球で出塁率は4の4。2番打者として繋ぎの仕事、走者を本塁に返すクリーンアップの仕事も見事に実行しました。殊勲甲です。
2日間に亘って活躍したのがY選手。日女体大戦は、DPで2安打の活躍。そして翌日は国士舘戦、8番ファーストで先発出場。打順は下位の8番ですが、チームはダブルクリンナップ制。従って2回(イニング)の4番打者という位置づけです。事務所では、2年生の時から率先して様々な仕事にトライしています。仕事は丁寧で、早く、正確です。全国小学生ティーボール選手権大会では、前出のS投手と同様グラウンド内受付で大きな貢献をしてくれました。
そのY選手は、昨日の試合において、2回に1点先取するも、なかなか追加点が取れない状況。そこで5回ようやく2点目の追加点が入ると、チームは押せ押せムード、そして走者二塁一塁で打席に入ったのがこのY選手。ここで試合を決めるセンターオーバーの3ラン本塁打。やりましたね。これで6-0、S投手の調子を考えると、そこで試合はほぼ決まり。全日本大学ソフトボール選手権大会の出場は確定的となったのです。本人に話を聞くと、センターオーバーのフェンス越えは、人生で3本目だそうです。良い時にしっかり打ってくれました。信頼できる、好選手です。
一方、男子は、日本大学と桜美林大学との2試合。いずれもコールド勝ち、早々と全日本大学ソフトボール選手権大会出場の切符を手にしました。私は来週、男子の日体大戦に、総監督として参加します。この両チームは、全国大会で優勝候補として挙げられる存在です。昨年の全国大会では、早稲田からサヨナラ本塁打が出て、試合が決まりました。その雪辱に燃えているのがライバル日体大、春のリーグ戦でも、好ゲームが期待できます。
本日の「理事長からのメッセージ」は、「全国小学生ティーボール選手権大会」で学生ボランティアとして大会に貢献する学生諸君の活躍を紹介しました。これからは、皆さんからの応援も期待します。宜しくお願い致します。
早稲田大学ソフトボール部、男女のインカレ出場権獲得、おめでとうございます!