5月12日 全国大会の東村山予選会に長谷川評議員と学生3人で出席しました。学生はデモンストレーションピッチングも披露。参加者は大喜びでした。

 本日、東村山市民体育大会春季ティーボール大会が東村山運動公園にて開催されました。50回記念、5・6年の部、3・4年の部に分かれての大会でした。大会会長は竹村保俊日本協会参与、副会長は田口弘日本協会顧問、審判委員長は高雄久日本協会評議員、競技委員は佐藤俊次評議員、下澤由紀夫理事、宮川浩巳評議員、小西康道常務理事等、錚々たるメンバーでこの大会を運営されていました。

 私は東京都連盟から本日上記の大会を開催する、という案内を頂いていたので、長谷川誠評議員と学生3人を連れて会場に行きました。運動公園の野球場、その対面にあるソフトボール場、更には野球場から見てレフトとライトの隅にホームプレートを置き、4面使っての大会。会場に着くや否や、大会会長の竹村先生にお会いして、昨年度の出版した「NPO法人日本ティーボール協会創設30周年記念誌」をお渡しして、これまでの30年の思い出で話は盛り上がりました。

 次に、隣におられた副会長のN元校長先生とも昔話に花が咲きました。N先生が現役の校長で、私が東村山市の教育委員を務めていた時、中国蘇州市に教育使節団として一緒に訪中した間柄です。先生は俳句を詠むのが極めてお上手で、お会いするや否や、本日読まれた句をプレゼントしてくださりました。折角ですので頂いた19の句から6句を紹介します。

 ☆通算50回目の大会が 平成9年発足であり 吉祥

 ☆長打出てホームインする手を挙げて ハイタッチする姿見られる 吉祥

 ☆「お姉ちゃんがんばれ」に声聞こえます 妹たちが応援している 吉祥

 ☆逆転の三塁打にて大騒ぎ 万歳の声こだまするなり 吉祥

 ☆決勝は好守・好打が観られます アウト・セーフに一喜一憂 吉祥

 ☆好プレー続出試合引き締まり 決勝戦に相応しいにて 吉祥

 どうですか?これらの句が筆ペンで見事に書き記されているのです。竹村会長はN先生と長いお付き合いですから、これらの句を見てニコニコされるだけ。私は違います。「N先生、このような素晴らしい句は、朝日新聞等に投稿されたらどうですか?」と提案、先生は少し照れて「ニッコリ」が返事でした。日本ティーボール協会関係者には、多才な方が大勢おられます。

 富士見小学校のT校長先生が、児童たちを連れての参加です。この大会は、30年前から学校対抗・学年対抗なのです。即ち、野球のユニフォームを着用しているチームはありません。選手の皆さんは、運動着か学校の体育着での参加です。これは、30年前から私が最も理想と考えていた服装なのです。

この件で、長谷川評議員が質問してきました。「なぜ皆が体育着なのですか?」と。

私の答えは、「この日本式ティーボールを以前のソフトボールのように学校教育の必修にして、全国各小学校・中学校でクラスマッチを行う、その代表(優勝チーム)がこのような地域で開催される都道府県大会に出場する、そして更に、その優勝チームが西武のドーム(ベルーナドーム)で開催される『文部科学大臣杯争奪全国小学生(3・4年生)ティーボール選手権大会』に参加する、そうすると日本の野球・ソフトボール人口は間違いなく蘇る。この勝ち上がり形式、即ち、ピラミット方式を全国規模で作りかったのです」と。

長谷川評議員も納得した様子でした。

 本日飛び入りで参加した学生は、早稲田大学ソフトボール部の絶対エースの4年生のI君。更には2年生投手と捕手。T校長先生の提案で、5・6年生の大会の閉会式と3・4年生の大会の開会式の合間にデモンストレーションピッチングを、選手や保護者の前で行いました。エースのI君は気合十分。ライザー、ドロップ、そしてチェンジアップ等を投げるたびに「ウオー!」という歓声が、参加者の間から聞こえました。

日本式ティーボールを卒業するとソフトボールや野球への道へ、このデモンストレーションピッチングで、参加者の多くが様々学べたようでした。

 竹村保俊大会会長のご理解とN副会長の見事な句集、更にはT校長先生の素晴らしい提案があり、とても思い出に残る一日となりました。この大会の主管された東村山市ティーボール連盟の皆様、暖かく我々を受け入れて下さり、誠にありがとうございました。

優勝されたチーも皆さん! 8月20日の「文部科学大臣杯争奪全国小学生(3・4年生)ティーボール選手権大会」、ベルーナドームでお待ちしていまーす。

 ナイスデイ! ツデイ! サンキュウ、エブリバディ!