6月24日 アジア連盟からの挨拶文

アジアティーボール連盟会長  吉村正

 2024年8月23、24、25日の3日間、「スポーツ庁長官杯争奪第15回記念アジアオープンティーボール国際大会㏌ ANAN(JAPAN)」並びに「こども家庭庁長官杯アジアティーボール国際フェスタ」が、大会実行委員会(河内志郎会長)の皆さんのご尽力で、開催されることになりました。

アジアからの参加は、中国、韓国、モンゴル、台湾、ベトナム、タイ、そしてマカオ、香港の各国・各地から14チーム、迎える日本チームは18チームの計32チームによる大会です。選手団の皆さんを熱烈に歓迎します。

ようこそ阿南・徳島へ、そして日本へ。

2010年1月23日にアジアティーボール連盟を創設して今年で15年。同年第1回アジア交流大会を西武ドームで開催し、今年は15回目の記念すべき大会となりました。

河内志郎会長のもと、大会実行委員会の皆さんのご尽力により、このように多くの国々、また各地からここ野球の町阿南市にご参集下さりました。改めて皆様方に御礼申し上げます。

 今、我が国では、日本式ティーボールが、小学校の3、4、5、6年生の体育の授業で取り組まれており、小学生の間で加速度的に普及しています。中国、韓国、モンゴル、タイ、台湾その他の国々でも、この日本式ティーボールが、野球のスターターゲームとして優れた教材になっているとお聞きしています。大きな喜びです。これはそれぞれの国で、この日本式ティーボールが、運動の基本と考えられる「打つ、捕る、投げる、走る」という動作を均等に行えるという評価を頂戴しているからだと推察できます。これらの指導に当たっておられる、アジアのティーボール関係の皆さんに心から敬意を表します。

 結びに、この二つの大会をご後援、ご協力を頂きました関係会社・団体・関係者の皆様に対しまして、アジア連盟を代表して、心から感謝申し上げます。

 本大会の出場選手一人ひとりのご健闘を心から祈念いたします。

(NPO法人日本ティーボール協会理事長・早稲田大学名誉教授)