7月23日 先週末は「第1回審判講習会」、「第1回実行委員会」、「日中小学生と大学生の交流会」とビッグイベントの3連発でした。
先週末は、日本ティーボール協会にとって大きなイベントが三つありました。
一つは、今年度最初の「第1回審判講習会」。これは、この8月20日に開催する「文部科学大臣杯争奪第27回全国小学生(3.4年生)ティーボール選手権大会」をスムーズに運営するために絶対と言っていいほど重要な会でした。
二つは、前出大会準備のための「第1回実行委員会」。
三つは、翌日の「在日中国人小学生3チーム選手と保護者を早稲田大学にお迎えしてソフトボール部との交流会」。
私は、参加者の皆さんのご尽力とご協力で、充実した二日間を過ごすことができました。参加した大会役員、学生、在日中国人の皆さんには、心からの感謝を申し上げます。
「第1回審判講習会」では、最も時間を割いて議論したのは、打者走者と走者による各塁での空過(ベースを踏まないで塁を通り過ぎること)を見逃さずにどうジャッジするかでした。様々議論を重ねた上で、今年の全国大会から、ベースをティーボール用の薄いものではなく、ソフトボール用の厚みのあるものを使用すると決めました。それは薄手のベースでは、走者が触塁したか空過したかが各審判員にとって判断しにくいからです。
次に、昨年と大きく異なることは、全国大会の試合を裁定する審判員は、69歳以下の日本協会のTTA中級・特別・上級公認資格取得者としました。70歳以上の審判員で資格取得者は、長年の経験と実績を尊重し、A、B、C、D各面での審判員や記録員のアドバイサー、いわゆる審判員の審判員としてご活躍を頂くことになりました。これは、大会当日8月20日は、まだまだ残暑が厳しい、加えて、各地区から32名以上の派遣審判員が、前日の19日と当日20日の午前中で、研修を終えられる。その審判員の指導等にもご尽力くださるようお願いするためでした。
この会の初めは、私から今年の全国大会の特徴、即ち昨年と大きく変わるところを2点説明しました。それは、①最も試合が盛り上がる1回戦を朝の涼しい間に行う、その1回戦が終了した後、②開会式を行うということでした。
参加した審判員の皆様から「グッドアイディア」と満場一致でお褒めを頂きました。その後は、久保田浩司共同審判長にバトンタッチ、審判長からジャッジの確認、ルールの説明、皆さんとの質疑応答。久保田審判長の見事な受け答えが光りました。
「第1回実行委員会」は、この「審判講習会」終了後、少しの休憩を挿んで開催されました。ここでは、頼住事務局長が主役です。
理事長挨拶から始まり、頼住事務局長からの説明で、会は実にスムーズに進行しました。以下にその時の会の流れを説明します。
(1)委員長、副委員長選任。
(2)第27回全国大会について
1.大会要項、2.出場枠確認、3.大会準備日程、4.熱中症予防、5.予行練習、6.大会役員、7.派遣審判員、8.協賛品、9.協賛広告、10.1日の流れ・周知事項、11.会場図、12.タイムテーブル、13.試合の関する遵守事項(コンプライアンス遵守、試合ルール等について)、14.催し、15.後援・挨拶文等(国。自治体等)、16.駐車券、17.帽子・ポロシャツ購入、18.謝金振り込み、19.荷物運搬、20.役員当日案内、21.その他です。
(3)交流フェスタについて
(4)各委員よりと続きました。
次回は、8月9日(金)の開会式の予行練習終了後、17時15分より開始と決まりました。
翌日21日は、「在日中国人小学生3チームと保護者を早稲田大学所沢キャンパスに迎えての交流会」。ここでは奥山評議員が抜群の輝きです。私の通訳からご自身による見事な講演、次いで可校長先生の講演。終了後は、グラウンドにて小学生と大学生(ソフトボール部員)のティーボール交流。学生たちの児童に接するときの笑顔が輝きました。
交流会が終了後、中国側の団長の可校長先生始め、劉社長、高原会長始め、参加者全ての保護者から、お礼の言葉と笑顔を頂戴しました。
学生たちが小学生を指導するとき、児童も目線に合わせて笑顔でキャッチボール、ティーバッティング、ゲームを楽しんでくれました。素晴らしい学生(部員)たちです。このような学生を頂いていることを誇りに思います。
この様子を、このティーボール国際交流のために取材の来られました産経新聞社(夕刊フジ担当)のY記者は、早速、月曜日の記事で「早大ソフト部、ティーボールの指導会で日中交流 在日中国人の小学生ら参加 地道な普及活動」というタイトル。記事を一部紹介すると「マンツーマンでキャッチボールや打撃練習をした後、練習試合を行いソフト部員に『うまいわー』と声をかけられて、子供たちも大ハッスル」とあります。褒めて育てる学生たち、素晴らしいです。
先週末、こんなイベントを三つ行いました。
それにしても、事務所に来られている職員と学生の皆さんの頑張り、活躍・貢献には頭が下がります。その方々と、毎週事務所でお会いできることは喜びでもあり、幸せでもあります。
以上、先週末のビッグイベント3連発の報告でした。