8月28日 笑顔、笑顔の週末でした。大谷選手、北口選手、日本男子バスケットボールの選手達。WASEDAソフトボール女子も美しかったです!「笑顔に勝る栄養無し」
この週末は、スポーツの力によって、正に笑顔いっぱいになりました。テレビも新聞もその競技者の笑顔を、画面や紙面をいっぱい使用して報道しています。笑顔の最初(ホップ)は、大谷選手。次(ステップ)は、北口選手。そして、最後(大ジャンプ)は、何と日本バスケットボール男子代表チームの選手達。これら皆テレビで観ましたよ。ナイスバッティング、ナイススロー、そして、ナイスゲーム。ワンダフル!それぞれで、選手の笑顔は最高でした。
まず初め(ホップ)は、26日のエンジェルスの大谷選手。右肘靭帯損傷し、今季の投手としての登板は絶望と判断され、世界中の大谷ファンを心配させましたが、何と打者に専念するや否や千賀投手から笑顔で二塁打。翌日の日刊スポーツの一面トップは、その大谷さんの笑顔。その見出しは、「大谷ってなんて気丈な男なんだ。笑顔で二塁打」。靭帯損傷しても笑顔です。凄い!
次(ステップ)は、北口榛花選手。ハンガリーのブダペストで開催されている世界陸上女子やり投げ決勝では、26日の夜のテレビのスポーツニュースで、この金メダリスト北口選手の最後の投てきとその後のリアクション=「笑顔」を観ました。良いですね、彼女の笑顔!私は以前からこの北口選手の大ファンです。何が好きかというとあの「笑顔」です。あの「笑顔」日本一。素晴らしい雰囲気があります。多くの27日のスポーツ紙は、一面トップでこの北口選手の「満面の笑み」を前面に出していました。
27日の日刊スポーツの一面は、大谷選手か、北口選手か、どちらで来るか、大変興味を持っていました。朝配達された新聞を観ると、大谷選手がトップ、ちょっとだけ意外な感じを受けました。この日だけは、北口選手が一面に来ることを期待していたかもしれません。でも2面、3面はド・アップの笑顔いっぱい北口選手の写真。北口選手の笑顔は、紙面一枚では入りきれなかったのでしょうか。二枚の紙面を使用しての紹介。それで私は超納得。
コンビニへ行くと、スポーツ新聞の多くは、北口選手の満面の笑み。これが一面トップ。北口選手は笑っているだけではありません。 世界一になるため、世界的に有名なチェコのセケラックコーチを頼ってやり投げ留学をされています。そこでは、チェコ語をマスターするまで努力に、努力。そして、この世界選手権大会に出場、半端ではない努力を続けておられるのです。そこでのこの快挙、そして、あの笑顔、たまりません。素晴らしい!
そして最後(大ジャンプ)は、大勢の男子アスリートの笑顔。それは、沖縄で開催されているバスケットボールW杯、日本対フィンランド戦でした。私は、その試合をテレビで観戦、感動しましたね。
その試合は、第1クオーターで日本リード、これは調子がいいぞと思い余裕をもって観戦。ところが第2クオーターになるとフィンランドが怒涛の反撃、3点シュートをビシビシ決めます。それもそのはず、世界ランクでは、フィンランドが24位、日本は36位。やっぱりランキング通りか・・・、と私のシロト考え。第3クオーターでは、一時18点差まで離されました。
同時間帯に放映されているNHKのサンデースポーツにチャンネルを切り替えたりしながらバスケットボールをさりげなく応援。ところがどっこい、失礼しました。比江島選手が、富永選手が、河村選手が、2点シュート、3点シュートをビシビシ決めます。見事でした。凄い!凄い!逆転!逆転!テレビの前で夜遅いのに、拍手、拍手の連続。隣の家に聞こえないか心配でした。
試合終了後は、渡辺選手の笑顔、河村選手の笑顔、富樫選手、比江島選手、馬場選手、西田選手、ホーキンソン選手、富永選手、原選手、吉井選手、川真田選手、大トリは、ホーバス監督の笑顔、そして、会場で応援していた観衆の皆さんの笑顔、そして私も、皆最高でしたね。
さて次は、前回の「理事長からのメッセージ」の続き。
KEIOの後はWASEDA。これはどうなったのか?結論から言うと、同志社大学に延長9回裏タイブレーク0-1、サヨナラ負けでした。でも、この試合は早稲田大学女子ソフトボール部にとって、球史に残る素晴らしい試合でした。エースのSは、4回まで3人ずつアウトを取りパーフェクトピッチング。5回、6回と1本ずつヒットを打たれたものの他の選手は完璧に押さえました。S投手は、「心技体」全てにこの試合に向けて調整してきました。素晴らしい!その成果が現れました。立派でした。
バックネット裏でS投手を見守る社会人リーグの監督とコーチは、その多彩な変化球と動く速球、更にはコントロールの良さ、一様に驚きの様子でした。「何故あのように全ての球が動くのか」、試合終了後、私に質問してくる指導者もいました。「S投手の3年半の努力の賜物です」、これが私の答えでした。
打撃陣は、全員がバットをしっかり振って、同志社が繰り出す3人のエース投手の速球系に決して負けないスイングをしてくれました。その対決は、一人ひとり観ていて本当に楽しかったです。約2時間半の試合、私はお茶、アクエリアス等たくさん飲んだのに、トイレに行く時間を忘れて、この試合に没頭しましました。ベンチに帰ってくる選手、彼女たちを迎える控えの選手の皆が、笑顔で良かったです。
「一球入魂+エンジョイ」ソフトボール。WASEDAとKEIOが一緒になったような良いチーム。試合終了後は、選手皆悔しくて、そばに寄れない雰囲気でしたが、一段落すると皆が「良い笑顔」になっていました。満足できるナイスゲームと皆が感じ取っていたからでしょうか。
勝負の世界では、勝っても負けても人は成長する。これが大切ですね。そこには、成功の笑顔を求めて努力するアスリートの真剣勝負があります。多くの真剣勝負を観させていただきました。最高の週末でした。今週は、少しゆっくりします。次は、男子のインカレが9月9日から始まります。開催地は昨年同様富山県。さて、今度はどのような笑顔が見られるか、優勝しての笑顔か、努力を克服しての笑顔か、またまた、そこでは、選手達によるどのようなドラマが見られるものやら。
それでは、皆さん、今日は、これで失礼します。今夜は昨日の男子バスケットボールの試合と終了後の選手の笑顔がニュースで再び観られそうだから。
「笑顔に勝る栄養無し!」「幸せ!」